先日お伝えいたしました生きづらい1日を経て、アオが、2日連続、2時間を以上を学校で一人過ごしました!
過ごし方については難ありですが、それでもケガの功名。
iPadは昨日見つかりましたが、厳密にルール化することで水木金と学校で過ごすことができました。
9週目
顛末
月曜日にiPad=ゲーム機 を紛失したものの、診察室に置き忘れたのだろうとタカをくくっていましたら、火曜日にも電話がありませんでした…
火曜日はモモちゃんのイベントのため、AMはパパが在宅で見てくれていました。
紛失時、
みんなが学校にいる時間にはゲームもテレビも禁止
と言い渡した火曜日、アオは
ひまでしにそう…
と言いながらも、パパのパワーで大暴れもできずおとなしく本を読んで過ごしていたそうです。
夫が出社し、二人になってからも
ドリルをしないとテレビ禁止
と言い渡し、ぐずぐず言いながらも最低限は実施しました。
ここは出来栄えを気にするところではないので、反抗的な態度は許さずともグダグダと口頭設問による回答(母の代筆)は受け入れました。
学校は親の都合により自主休校。
水曜日、学校に行っても教室前でいつも通りの「帰る」宣言。
禁じ手かもしれません。それでも迷わず囁きました。
学校で何をしていても、先生に任せる。
ピコーンと来たようです。
先生、タブレットしたーい!
いいんです。これもリクエストです!
先生がタブレットを用意してくださり、落ち着いてゲームを始めました。
落ち着いた様子で、さらに母をうっとおしがっていたので、先生と相談したうえで、
ママ、帰るね。〇時(1時間後)に迎えにきますから。
はーい、どーぞー♪
なんだそのむしろテンション上がってる声は。
これは初期にタブレットをしながら教室で過ごしていた時とも違います。
母との分離を望んでおり、学校に慣れてきている。
1時間後に迎えにっても、まだいるというので、さらに1時間延長。
結局2時間滞在しました。
木曜金曜も同様に過ごし、今日は給食も食べました!
家でのゲームを制限して結局学校でゲームをさせてrubymamaは何をしたいのか?
母子分離
ただただ…離れたい…
もうなんでもいい。
母子分離の必要性
再登校2週目、同様にタブレットにつられて教室にいたときは、帰ってもいいかと聞くと
絶対ダメ!見えるところにいて!
と涙目になりました。
しかし今回は、むしろ「シッシッ」とされているかの如く、いや、されてたな。
もうお互い、母子密着が限界でした。
そもそもここ1か月で激しい暴力、パニックを起こす対象は私しかいない。
両親そろった時にヒス起こしても、ターゲットを私に絞って攻撃してきて、私がパパの後ろに隠れると急に平静になろうとする。
そう、外では一人シュプレヒコールしても、フラフラしても、他害は起きず、最低限のルールを守るんです。
このまま二人でいることは、逆に彼のヒスをひどくしてしまうのではないか。
母子登校における
- 母がいることでの安心
- 母がいることでの弊害
この二つは学校側とも共通認識となっていました。
幸運
最悪な一日は転じて幸運だったのかもしれません。
ドタバタはさせられましたが、いいきっかけになりました。
先週精神科の診察を受けてから、ゲーム時間を減らすよう頑張っていましたがあのまま母子の状態で今回のようにはっきりとルール化するのは難しかったと思います。
ここでの難しさは彼だけでなく、母側の依存にあります。
ゲームを与えておけばとりあえずおとなしい。
「ねぇママ!」「ねぇママ!」と12:00には耳鳴りがするほど繰り返されないし、ヒスって殴られないし、機嫌がいいし。
身長体重的には小2-小3くらいの彼なのですが、パニックでの暴力は結構痛い。服も何着縫い目がビリっていったかわからないし。
「子供に殴られるから言うこと聞かせられないなんて甘い」と思う人こそ甘い。
本当に怖いのは、殴られる側におこる暴力衝動とその未来
今回幸運だったと思うポイントは3つ
- ルール行使日に絶対権力者(パパ)が監督したこと
- 第三者の偉い人(医師)からゲーム時間の削減を忠言されたこと
- ルール化の原因に本人のはっきりとした失態があること
ダントツ1番の効果が高かったと思っています。
「お母さん、もっと人に預けて大丈夫ですよ、この子、大丈夫な子だから」
という精神科の先生の言葉がじんわりとしみてきています。
一種の共依存だったのかな。
とはいえ、この3日の中で、金曜日のご機嫌は崩れました。
来週からどうなるかはまた、期待せずに、それでもできるだけ分離を重視しながら進めたいと思います。
とりあえず、ゲームしてていいようなフリースクールなら行きそうだってことがわかったので、満足。
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