普通級に適応できずに不登校になった小学生1年生のアオ、情緒支援級に転籍し、再登校にチャレンジしています。
運動会の振り替え休日の昨日、休みだったことがうれしかったようなアオ。今日も本人はお休み気分でした。
結局、門に入れずに帰ってきました。
といっても、過程から見て、そこまで行けたのが上々というところ。
再登校5週目 初日
そもそも朝から奇声と奇異行動が激しくもめることが多く、パパも仕事で早く出てしまったため曇り空。休日のタスクであるICT学習をいつの間にかやっており、本日のお仕事は終了気分だったアオ。
9:45 学校
12:00 昼ごはん
14:00 歯医者
と昨日口頭で伝えていたのですが、最終的に歯医者しか認識していませんでした…
で、9:45よりグダグダの行きたくない祭りを開催。
今日の行きたくない祭りは強要すべきかどうかを迷うレベルではありました。
ひとまず行きたくない理由を「ほかには?」戦法でただ吐き出させました。
外に出ると転ぶかもしれない
歩きたくない
階段上りたくない
ママが教室行けっていうのが嫌
自転車乗っても疲れる
今もう疲れてる
嫌な気分になるところ
家でダラダラしてたい
楽しくない
小1の語彙力ですので、大体これを3ループして出てこなくなります。
先週、不安感がマシになっていると書いたところですが、また戻っているようです。
そうだね、そういうところはあるね
と認めつつ、結局言ってしまう私…
で、それで君は満足なの?
妹しか遊ぶ相手もいなくて、楽しいの?
昨日久しぶりにターザンロープのある公園に行ったら、再度できるようになっていました。その後ほぼずーっとターザンロープで遊び続けた続けた彼が、新しいことが何もできなくて満足すると、親として思えないのです。
行けばいいんだろ!
と吐き捨て向かいましたが、門に入るのは私も最初からあきらめ、連絡帳だけ受付の人に渡そうとすると受付の人が自転車を入れる手伝いに出てきてくれました。
今日は無理そうで、出てきてもらってすみません。連絡帳をお願いします。
と頼むと
「がんばってね!」
と小声で母にエールをもらいました。
帰りにまた
そもそも学校に行かなければよかったんだよ、ママ
(入学しなければよかったという意味)
というアオ。
私もなんで行かせたいんだろうなー
一旦は、何周遅れかの学校教育なんてもういいわ!
と思っていたのに。
ぼんやり考えながら気が付きました。
今の学校だったら、行かせたいんだと。
今の学校は、
みんな同じではない
ということが受付の人を含めた大人中に浸透しています。
普通級に通う子でも、それは同様で一人一人が認められる土壌があると感じます。
もちろん人手の都合や文科省の規定に沿った公立小学校ですので、キラキラの理想的な教育ではないかもしれませんが、福祉的でもなく、前提にその気持ちがあるだけで居心地は全く違います。
彼が自分を受け入れ、人を受け入れ、多少自分の難しいことにチャレンジしていく土壌として整っている。
だから彼に行かせたいんだなと思いました。
あまり前の学校を下げすぎず、うまくそのことを伝える方法を考えつつ、いろんな人の手を借りながら進め行きたいと思います。