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ついに来た!ゲーム家庭教師サービス 「ゲムトレ」

本日も安定の15分登校のアオ。(今日は門をくぐれました)

執筆中の母の目前で、いそいそマイクラ活動にいそしんでいます。

 

今日はゲームについてのオピニオンです。

 

ゲームを不登校児に与えるか

ゲームはさせる親、させない親に別れるかと思いますが、私はもともとある程度の時間であればすればいい派でした。

たくさんの人が熱中するには訳がある。楽しいおもちゃで遊ばない理由の方が思いつきません。

 

テレビを見てるだけより学べることはたくさんあると思ってます。

読めるけど書けないアオですが、キャラに名前を付けるため あいうえお型の入力を使って一生懸命入力していますし、

だいみょうってどう書くの?

みょうのょは小さいよ、だよ。漢字は大きい、に名前の名。名字 のみょう です。

ってついさっきの会話。

 

その他、ドリルは全くやりませんが、

狼が3匹いました。2匹増えました。4匹ゾンビにやられました。今何匹?

という口頭設問は喜んで考えます。

4匹いたゾンビが2匹太陽にやられたから今2匹

と、問題作りもしてきます。

 

学校での勉強全てに強い拒否感があった時でも、ゲームを通すとチャレンジが生まれました。

 

不登校児のゲームで心配されるのは依存です。

それだけが世界になってしまうと、親としても心配で仕方ありません。しかしそれを通じてお出かけの機会やコミュニティーができれば、それは素晴らしいツールとなることでしょう。

依存に近くなっていた時には時間を減らしたいと思っていましたが、今は大体2時間~2時間半に安定しており、精神依存を感じなくなってきたのであまり問題視していません。

小1に2時間って長くない?という意見もあるかと思いますが、問題は時間ではありません。本人の様子をよく見たうえで、家族とのお出かけ、どうしても必要なことに対して切り替えができているのであれば、大丈夫です。

 

ゲーム市場は日本第3位の会社と同じ

まだ学校への復帰を諦めるつもりはありませんが、一度このような状態になると、フルの復帰は難しいでしょう。発達障害もあり、おそらく「一流大企業への就職」のようなテンプレの未来は消えた今、それでも自立してほしいというとき、ゲームには色々な可能性があります。

 

ゲーム理論

英語

プログラミング

チームワーク

遊び方の多様性

デザイン

音響効果

 

などなど

 

2018年のゲーム市場は約13兆円。これはホンダの実績とほぼ同額です。

ホンダは連結219,722名を雇用しており、期間工などを含めればもっと多くの人を養っています。

 

どうやって世界を広げるか?

実はこれが難しかった。

マインクラフトは大会のようなものが見当たらないし、作品展も今はあまりないよう。switchでやっていたらフレンドと一緒にできるらしいが、正直同い年くらいの子だと無法地帯のイライラが予想される…

そして親も引きこもり属性のためフレンドも多分できない…

 

お友達?ナイフみたいに尖ってて、ガラスみたいに壊れやすいよ?

 

あちこちに、小1という難しさも手伝って輪を広げにくいところがあります。

 

最初は一緒にやっていたマインクラフトですが、早々に母がついていけなくなりましてシッターさんでゲームに付き合ってくれる人、ゲームの家庭教師を希望していたのですが、なかなかにヒットしませんでした…

高校生ぐらいの友人をお持ちの方にバイトしないかと聞いてみてもだいたいフォートナイトに移行してまして、いまだに見つかっておりません。

 

そしたらなんと!9月からゲムトレというオンラインゲーム家庭教師サービスが立ち上がっているではないですか!!

早速LINEで問合せてみました。

 

小学校1年生で不登校気味です。マインクラフトにハマってるんです。体験したいです。

「マインクラフトはまだ対応できていないのですが、近日中に対応予定なのでお待ちください!」

 

ガーン…

近日中の対応をお願いいたします!!!

 

ところでスプラトゥーンもやりたがっているアオ、スプラは対応済みとのことでパパにLINE

 

あのね、ゲムトレ、スプラは対応してるんだって!

(=Switch買っていい?)

 

…既読もつかねぇ。

パパはゲームにさほど賛成派ではありません。

昔は一緒に仲良くWiiでゼルダとかやったのにね。

ママがレベル上げして、パパがボス戦だけをやるっていうね…

 

自立活動としてのゲーム

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社会に出たとき、実は学校ほど多種多様な人が同じ部屋で同じ活動をしよう、なんてケースの方が少ないんですよね。会社選ぶ時点で何らかの趣向が働いているし、やっていることもさほど同じ活動ではない。

昭和では男の嗜みがゴルフだったけれど、今やゴルフやらない層も増えていて、マラソンやらテーブルゲームやら、多種多様に好きなものを選べる時代。

ゲームやってる大人同士で話せてつながって、遊ぶお金欲しさに仕事頑張れればそれでいいし、遊びを仕事にしてもいいし、経営なんてリアルゲームだし。

 

NPO法人で信州大学の本田先生の特別相談を受けた折、一番大事なのは

「外とつながっていること」

とおっしゃっていました。引きこもりになっても、親が支援団体とつながっていれば何とかなると。本田先生もゲームで社会と関わることに積極的なご意見でした。

 

 

 

 

 

アオの状態から見て、対応されたのちもサービスに対応できるかは正直わかりませんが、サービスが軌道に乗ればなんらか対面のイベントなどもされると期待しています。

この試みが広まりますように!

応援しております!

 

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