ついに来た!ついに来たよ!!
「タブレットばっかしてるなら学校こないでほしい!」
といわれる日。
わかる。わかるよ。思うよね、わかるよ…
@無料素材:パブリックドメインQ
現在支援級在籍の子の、しかもほんの数名としか絡んでいないアオですが、その中でもなついている子がいます。 おそらくADHD。見るからにADHD。活発で陽気で発想が面白い。 ご両親や先生はお困りかもしれませんが、無責任な他人から見ると、パワーあふれるかわいい子。 アオの不登校にとってはこの子の「空気を読まなさ」が最高にいい方向に働きました。「引きこもり個室」に登校していた時、文字通りのbroken doorにより遊びに(脱走しに)来てくれました。 「アオも落ち着かないかんじ?俺も!!」 「俺もソワソワする子。算数得意!国語きらい!書き取り大っ嫌い!」 トランポリンで跳ねながら、好きなことをしゃべって帰っていく。 友達が欲しいけれど不安と恐怖で引きこもりのアオには、この強い押しと自由さがキラキラとまぶしかったことでしょう。 アオが再登校にやや乗り気になったのには、この子の存在が大きく働いていました。 初期、ほんの少しの時間登校していた時には、支援級の子の間でも「なんか事情があるんだな…」という雰囲気がありました。そもそも顔も緊張していたし、青ざめていたこともあったし。 しかし本当にここ2週間ですが、ぽやんとした顔をして引きこもり部屋から出た彼が、いっつもいっつもゲームをしていて、休み時間遊びに誘っても来ない。 なぜならゲームがしたいから… 「俺だって我慢して頑張ってるのに何で?!」 をだんだんと引き起こしているのは感じていました。 当然の帰結として、ケンカになりました。 負けてんじゃんおまえ~ →うるさいなー →やらせて! →ダメ! →キー!!!(二人) という、男子あるあるのどうでもいいやつです。 一人パニックでも他害もない、 どうでもいいケンカができるようになったなんて、 本当に情緒がよくなってきたんだね。 ママは感動した。 ありがとう!! このことは当日は黙っていて、家では原因不明の大荒れによるママ・サンドバック扱いからのママ・ぶち切れコースとなり、それなりに大変でした。 翌日の登校時に、「あーやっぱあいつ怒ってるわ」という本人の誘い受けにより発覚。当日言えや。 情緒の安定と経験値Getは喜ばしいことですが、悪評を食い止められるかは重要なところ。 親も先生も結託してゲームで誘いましたとも。 けれどもほかの子の様子を見ながら、だんだん場所慣れしてきたら、「僕も頑張ってみようかな」とか「やっぱり無理!」って言いだすと思ってた。 延々とゲームしてるって思わなかったんだ。 今や躾の問題。 待ってましたとばかりに再セットアップ。 ずっとタブレットしてたら、またそうなる。そろそろ君は心の病気じゃなくなってきてるの、わかるよ。ゲームは学校ではそろそろやめよう。 つまらなくて死ぬ! 死ぬ死ぬ詐欺一番嫌いだからやめて。ゲームがなければ学校にいけないなら、学校を辞めよう。学校はそういう場所じゃない。 今までは君の気持ちのための本当の特別。本当はわかってるんでしょ? 結構勇気がいりましたが、9:1で自信はありました。 不登校を選ばないって。 この賭けにはひとまず勝った! そして驚いた。 あんなに言ってたのに、「学校はゲームするところじゃない」ってわかってなかった… 結局のところ今回は で合意しました。 学校のご都合もあるので0にはしなくてよいので、減らしていこうという目的。 まだまだ交流は避ける方向なので、支援級の授業をしても時間が埋まりません。 ほぼ私は教室に付き添わなくなっていますので、タブレット時間を減らすには先生のご協力が必要です。 先生は…やや弱気です… お忙しいのもあるし また不登校になったら…ね… 先生の評価を落とさないように慎重に… また付き添うしかないかな… ああ…私の自由時間… 再登校を助けたお友達
初めての喧嘩
幾度目かの再セットアップ