今週は診察・面談(学校)・面談(カウンセラー)と目白押しの1週間です。
うちの子のことを一緒に考えてくださる方がいるありがたみを感じます。
診察
キャンセル待ちでようやく取れてそれでも2か月待った児童精神科の診察を受けてきました。
以前に受診した精神科のやや文句を書きましたが、今回は全く異なり、ちゃんと話を聞いてくれて、子供を診てくれる先生でとてもよかったです!
本人はまぁ…診察ベットでごろごろゲームしてましたけどね…
1時間にわたり、今までの経緯や今の心配ごとをお話しました。
- 不安・恐怖心が強すぎること。失敗したくない気持ちで何にも踏み出せない
- これでも本人はまじめな性格であり、学校にいけなければいけないで不安な気持ちになる。門をくぐっているだけでも意味があるが、それ以上には進めない。
- 今は2次障害として反抗挑戦性障害を起こしているのではないかと思っている。投薬によって改善するならそれも考えたい
投薬の是非
初回でしたので明確な診断はないものの、おおむね「反抗挑戦性障害の傾向」については同意されたと思いました。ただし、「お母さんは大変な思いをされていると思いますが」精神科案件としてははるかに軽いものであり、投薬によって軽減するものではないだろうと。
本人もお母さんも楽に感じることはあるかもしれないが、投薬による副作用で体調を崩すことにより逆に今の登校が脅かされる可能性もある。
また、支援級に移って1時間は座っていられたことがあるのであれば、不安・恐怖心が薄れれば投薬なしでやっていけるお子さんなのかもしれない。
心身と環境を整えることがまずすべきこと
という主義なのだと感じました。
投薬を今まで否定してきたのに、ちょっとがっかりしてしまう自分に少しショックを受けました…
すぐさま解決する魔法はないということで。
学校に行くより生活を整えることが大事
ゲームの時間に関してはかなり驚かれ、
「少なくとも学校のある時間はやらせない方がいい。家が快適だと外に出ません。」
とおっしゃったため、アオはご立腹でした。
アオは夜寝て朝起きるというリズムは全く崩れておらず、その他ゲーム時間・公園遊び時間を組み込んだ一日の過ごし方としては整っている方だと思っていましたが、ゲームも含んで考えてくださいと。
まぁ、そうですよね。本当は気づいてました…
1日行くことはまぁ難しいと思っているので、とりあえず午前中から減らしていきたいと思います。
子供を診る
最初は部屋にも入らず、
かえるー!かえろー!!かえろー!!!
とフラフラしていました。あまりに妨害が激しいので、携帯を渡すとベッドでごろごろしながら携帯三昧。その間も先生はチラッチラと彼を見ていてくれました。
後半、呼びかけるもののやはりあまりいい態度ではありませんでしたが、
「ベッドに靴乗せなくてえらいねー。いつ乗せちゃうかなって思ってたんだよね。でもちゃんとルールを守れるんだね」
と語りかけてくださり、少し、
あれ?この人いい人なのかな?
と思った様子はありました。会話には至りませんでしたが。
少なくとも、このような態度を叱ったり静止したり、完全になかったこととして扱うことはありませんでした。
「お母さん、この子はちゃんとわかってる子なので、大丈夫だと思います。」
今後
心理士さんとの関係を構築したうえで、詳細発達検査をしてみようという話になりました。
「WISKは知的の検査であって、発達の検査ではありません。得意不得意を理解して関わってあげられるようにしましょう。」
そう、やっぱりそうなんですよね!!!
WISK結果でドヤっとされるのには今までほんとに疑問がありました。
また、アオはいわゆる自閉症スペクトラム的な典型的な行動に当てはまらないことも多く、今の生活の中では正直、発達障害の重さではなく、性格的な要素で発達障害を重度にしているように見えています。
性格こそ変えることは難しいのですが、気持ちの持ちようだけであれば、行動を変えてフォローすることはできます。
結局のところ1時間も診察してくださいました。
ありがとうございます。
感謝感激!なぜか不機嫌な私
話を聞いてくれて、子供も診てくれて、理想としていた診察を受けることができ、探す放浪はいったん終えられそうでうれしい気持ちがありました。
それなのになぜかこの診察の後、ひどくイライラしてしまいました。
本人がグダグダしても先生は許容してくれたし、彼にひどく文句言われたわけでも、なんでもないのに、彼のことを語った後イライラしてしまいます。
なんでなんですかね。
実はほかの飲み会やらで、すごく楽しく過ごしていてもその後そうなんです。
飲み会なんかでは正直なところ友人知人のお子さんの悩みがうらやましいと思うことはあります。
でもそれだけではない。
相談では問題点を話すので、悪いところばかり話すからなのか、
やっぱりちゃんとしていられないことに腹が立つのか、
うまく言語化できません。
相談はポジティブに彼に伝わらなくてはいけないのに、ネガティブな印象を与えてしまいます。
この自身の気持ちのコントロールは今後課題としてクリアしていきたいと思います。