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情緒支援級への再登校開始!

再登校 学校のご支援

2学期から支援級のある学校に転籍した不登校小学一年生アオ。

昨日から、慣らし登校を始めています。

 

独白で垂れ流した不安ですが、母の心配とためらう気持ち(=とってもめんどくさい気持ち)をかなり軽減してくださった学校側。

情緒級のある拠点校ってこうも違うのか。

 

ersg.hatenablog.com

 

例えば不登校防止のまだら登校にしても、

 

前の学校(知的支援級はあり)

「登校は帽子とランドセルをかぶって、歩いてきてください。来るときは必ず連絡してください。おやすみもご連絡いただかないと。いらしたときは出席につけますから。」

 

今の学校(情緒支援級あり拠点校)

「帽子なんていいわよ!(情緒級の子は)帽子嫌いな子そもそも多いのよね。自転車乗せてきたら?最初はとにかく来ることよ!自分のタイミングで来たらいいわ。出席も欠席も連絡いらないから!その間にやる気なくなっちゃうでしょ。靴箱の隣にすぐ養護室あるからここに来てもいいわ!」

 

なんて優しい!主に母に

 

本当、嫌だったんですよね。

・行くって連絡してからの行けない。

・出がけ、歩きながらの帽子が嫌ランドセルが嫌合戦!!

 (だいたい私が持ってましたがそれでも)

「出席日数につけますから」とか、私たちにはどうでもいい話。年間30日休もうが休まなかろうが、学校に行くのが嫌で嫌で仕方ない。この状況が不登校じゃなくてなんなんだ。

 

前の学校はほんと、こういう「学校の都合」しか言ってこないところでした。私もまた発達傾向なのもあって切り替えが苦手で、言われたことをやろうとしてしまい、どうしてもいうこと聞かせなきゃと追い詰められてしまう。アオに寄り添ってあげられずに怒ったり。親子で大海に放り込まれたような気分になり、強いストレスでした。

 

学校側が子供の気持ちに寄り添ってくれる。

一歩を踏み出すために、何よりの勇気づけでした。

 
1日目(始業式)

書類を先生に届けに行くから一緒に来て。外で待ってていいから。

と、放課後自転車に乗って連れて行きました。

始業式は最初から無理なので不参加。

 

そもそも学校への拒否感が強く、連れ出せるかどうかすら微妙で、慎重にタイミングをはかっての声かけ。ブーブー言いながらも行けそうだったので、靴下もはかせてやって、自転車に乗るのも手伝いました。

遊びに行くとか買い物に行くとか、そんな時には全て自分でできる行為です。

 

学校について、自転車から降りるのも手伝いました。

ここで待ってていいよ

というと

 

ふみー!とか、フギャーとか言いながら軽く母をポカポカ。

 

あれ?受け入れ行動?いける?

 

待ってていいよと口では言いながら、手を繋いで門に入りました。

 

入った!!!

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入るまでに母の心が折れるくらいだと思ってたのに。

しかもまだブツブツ文句言いながら学校にも入る。

 

しまった!上履き持ってくりゃよかった!

 

絶対に入らなかろうと確信しすぎてました。

靴下で学校歩かれるの抵抗があります…

だってみんなトイレ行ったままの靴で歩いてるじゃん…

家帰って履き替えてくんないし…

しかし自分の失態なので我慢。

 

放課後で静かだったのがよかったのか、

行くなら先生に挨拶くらしいしてよ

とタスクを追加してもマイクラ時間の延長を要求しながらあっさりと職員室へ。

先生にもはにかみがちに可愛く

こんにちは

と言えました。

先生、会議中のところありがとうございます!

 

これは教室、行けんじゃね?!

欲を出す母。

 

教室には機嫌のいいままたどり着けたものの、ちらりとのぞいてこれは拒否。

まぁいい。頑張りました!

 

窓から学童の子が運動場で遊ぶのをのぞいたり、顔もすっきりした様子で静かな学校を楽しんでいるようでした。

 

 

2日目

初日あっさり門をくぐって、完全に欲をかいた母。

「子供たちのいる時間」の登校にチャレンジ!

ええ、失敗でした。

 

不登校までとにかく友達が大好きな子供でしたが、「自分が他のこと違う」ということを受け入れるにつれて、子供との関わりを拒否するようになっています。

 

何回か、タイミングを計って声かけ、靴下なんかは自分で履いて、スムーズな出だし。靴下の柄が揃ってないのはスルーします。

 

しかし学校について、「今日はまだみんな授業中だだからねー」と、昨日から何度か言ったことを口にした途端、

 

え!じゃあやだ!帰る!!!

 

あー、すまん。何度も生返事だったか。

 

連絡帳だけ渡してきたいです。そしたら帰ろう、待っていて

というも今にもブチ切れそうな様子で母の腕をカミカミ。

すぐに先生が顔見に来てくれて、連絡帳を渡せたのでブチ切れ前に帰れました。

 

普通級だったら先生は授業中ちょっとでも席外せませんが、情緒級だと人手があってか少しははずせるようです。挨拶も何にもできませんでしたが、昨日のはにかみ挨拶とのギャップを見ていただけてよかったと思います。

 

帰ったらそこそこ落ち着いていました。

またちゃんと行けなかったと怒られると思っていたようですが、母も成長したし、先生たちも応援してくれてたし。

ちゃんと中入ったじゃん、学校、行ったよね。やなところに行くのやだよね、頑張ったね。

と褒めました。

 

ホッとした様子で、お昼ご飯をパクパク。

 

学校は(授業中で)静かだったけど、

ママがいろいろいうのがうるさかった〜

 

などとステキなフィードバック。

 

 パパとも話し合い、しばらく放課後に学校探検させてもらうのはどうかとお願いしてみることにしました。おそらくNGといわれまい。

明日の放課後いけるかな?

 

教訓の一句

不登校 欲を抑えて 見守ろう