スペクトラム トピックス

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怒りをもっても伝えたいこと

迷いながら進めている毎日の育児。

今日は怒り方について書いてみます。

 

基本私アンガーマネジメントに乏しい私はしょっちゅう怒っており、子供たちに

「ただただ、うっさい」

と思われている節があります。

いうことを聞かせるために怒ることは意味がない 

楽々かあさん 大場美鈴さんの本の一説になるほどそれはそうだ、と思い、それからはなるべくいうことを聞かせるために怒るのはやめました。

親が起こる理由は二種類。一つは「感情で怒ってしまう場合」。一方的に人を攻撃した、言ってはならないことを言った、あるいはもっと個人的に気に合って、直感的に「許せん!」と思うようなことです。

もう一つは、子供を動かす「手段」として怒っている場合です。大きな声で怒鳴ったり、イライラと不機嫌な態度を見せたり、冷たく突き放したり、「空気で」思い通りにならない子供を何とか動かそうとしている状態です。

両者の間に明確にラインを引くことができない場合もありますが、まず、ここを意識するだけでも、少し違ってきます。

意外に思われるかもしれませんが、私は、全社の「感情」で怒ってしまうことは、「仕方がない」と一旦諦めてしまうのがいいと、開き直っています。

108の子育て法より

 

ぜんっぜん効果ないのに何でそれをやっていたのかと

気づかされた一説です。

 

たった一つのお手伝い

しかし一つだけ、いうことを聞かせるために怒っていることがあります。

 

それは

「モモちゃんにテレビをつけてあげて」

というお願い聞いてくれない時

 

え、そんなことで?

と思われるかもしれませんが、そんなことだから、です。

このような事案は1時期に1つ、と決めています。

 

たいていこの「お願い」は私が夕方料理をしているときに発生します。

アオがiPadを見ていたり、本を読んでいたりしてテレビを見ていない時、モモちゃんが暇してつけてと言ってくると、手が汚れていたり、油を使っていなくても、私はアオに頼みます。

 

すんなりつけてくれる時もありますが、やはり切り替えが苦手で気持ちのムラに左右されやすい子ですから、グダグダとやってくれなかったり、なんだったら他の階に逃げることも。

他の階に逃げるほどごねるくらいなら、ちゃちゃっとつけてあげればすぐ済むのに、そうはいきません。

 

なぜこれくらいのお手伝いができないの?

ママは誰のご飯を作っていると思っているの?

やさしい気持ちがないの?

 

と、結構な悪態をついて言って怒ります。

モモちゃんがお兄ちゃんが怒られている責任を感じないように、モモちゃんにも、

お兄ちゃんいけないね

と言ってさらに追い込みます。(ごねるときは私がテレビはつけます)

 

なんでそこまでするかというと、本人にも説明済みの、

彼に今期待している唯一のお手伝いだからです。

 

強制で伝える

他のことはどうなのか?

やるべきことをやらなくても、当然できることをやらなくても、

これは本当は君がすることだよ、できることだよ

と、言うことは言いますが、怒らず、やってあげたり手伝うことがほとんどです。

 

アオは

基本自分のしたくないものは何にもしたくない、

都合よく何もかもが目の前に準備されていてほしい、

準備されていないのは自分以外の誰かのせい

という半端ないむかつく性質を持っています。

 

彼の気持ち、とってもよくわかるんですよ。

誰かさんにそっくり

 

誰かさんは、もうちょっと軽度だったのでもうちょっとはこなせたし、手伝ってはもらえないってことをずっと知ってたから、やらないといけないってことも知ってた。

 

アオはどうも、「やらなければならない」ってことの意識が弱い。

ここは親として甘やかして、手をまわしすぎ、手伝いすぎたのかもしれない。

 

やり過ごせないし学ぶこともできないから、教えないといけない。

共生してる相手は都合のいい召使じゃない。

君がやるべきこと、何かしないといけない。

ということを。

 

なので何か1つは、強制するアイテムを作っています。

ものすごーく難易度の低いもので、かつ本人にとっては強制が発生するものを選ぶのはなかなか難しい。

 

以前は、

ベッドにシーツをかけるのを手伝ってくれない時

でした。

シーツを一からかけるのではなく、「そこちょっと引っ張って」というレベルのお願いです。

 

だたこれはモモちゃんのお手伝いブームに伴い、お仕事を先取りしてしまうようになりました。そしてモモちゃんのシーツお手伝いブームが去ったころ、なぜか、アオがもうちょっと上級レベルに手伝ってくれるようになりました。

 

強制が効いたのか、妹の影響なのかよくわかりません…

 

うまくいく方法なのかよくわかりませんが、もう少し続けようかと思います。