普通級に適応できずに不登校になった小学生1年生のアオ、情緒支援級に転籍し、再登校にチャレンジしています。
先日記事にした通り、今週は先生との学習ができるようになったという記念すべき週でした。
一方で、1日は本人の拒否によりお休みし、「ママ、帰らないで!」と言われて付き添う時間も先週より長くなりました。
しかしそれでも、進展も成長も感じています。
こういった一進一退は、仕方ないだろうと、親も胆力がついてきました。
11週目
トピックス・前進
- 先生とプリント学習ができるようになった
- 先生と学習の内容に対するリクエストや交渉ができるようになった
- 時間を決めて、タブレットから学習に切り替えができるようになった
- 家でも落ち着いていて他害なし。奇声・試し行動、悪態も少なくなっている。
- 街中でのキックボードの使用ルールを守れるようになった
- 家庭学習で新しい学習にチャレンジするようになった
トピックス・後退
- 行き渋りが再度見られ、朝のしたくはグズグズ気味
- 「心がざわざわする」と訴える日が増えた
- 落ち着くまで、母がついている時間が増えた
学習でのチャレンジ
学校で先生との学習は時計をやっています。本人のリクエストですがおそらく簡単で失敗し辛いというのと、ママとの口喧嘩を受けて。
あまりにも「ママは頭悪いからね!」と悪態をつくので、今何時?と聞かれても
時計読めば?ママは頭悪いから人の分まで読んであげられない
と、大人気なく嫌味をこいたところ、勉強するようになりました。
他の刺激で学習して欲しいなー
いつもいつもこんな感じでもないんですよ…でもテンション高く褒めてもなかなか刺激につながらないんです…結局こういうママの突き放しが本人のやる気?になることが多い我が家です。
つられてか、家庭学習でも急に勉強へのハードルが下がりました。
今まではたった5枚(5ページ)のノルマでも、文句だらけ転がりまくりヒスを起こしてぎゃんぎゃん喧嘩した挙句やったりやらなかったりだったのに、今週はスムーズに取り組み、国語の文章題にも初チャレンジ!本は読む子ではあるのですが、本当に読めてることがわかって安心しました。
鉛筆を持つことに抵抗が薄れてきたようです。
いまだひらがなはやりませんが…漢字の練習は進んでしたりして、そこそこ上手にかけるものも。書き方には手技の問題が大きいんだろうなと感じます。
手技こそやらねば上達しないので、覚えているかは現在期待しておらず、とにかくワークを埋めればOK。まずは書くことに抵抗がなくなること。
数字の書き方なども書き順を無視してなんぼだったのが、
本当はこうやって書くんだっけ?
と自ら修正する姿勢が!
学習については9月からうっすら徐々に楽にはなっていましたが、明確なきっかけはやはり親の泥仕合でしょう。
大人のできること
先生との学習ができたのは本当に偶然、学校でプリントを広げ始めたときに先生のタイミングが合って来ていただけたため、そのまま母はフェードアウト。先生にお任せして帰りました。本人には合意ない実施開始。
1枚見ていただければいいかなーと思っていたら、なんとその日30分毎に1枚ずつ見ていただきました!
すごい、よく頑張ったね!!
(学習よりむしろ気持ちの切り替えと指示に従えたことが)
とみんなで手放しで褒めた翌日、
教室行かなーい
を発動。
先生にお話しすると、「やっちゃった…」という顔をされていましたが、全く問題ない旨を伝えました。
アオは幼い子だし、今は何事にも恐れのある時期で、ステップをどんなに低くして提案しても恐れから踏み出せません。しかしやってみるとできることはたくさんある。
少し学習回数が多かったのか、減らしてもらうか、等は、やってみないとまともな話し合いにならないんです。
なので泣き叫ぶほどつらい状態を強制するようなことさえなければ、軽く押しただけでやれることなのであれば、まずやらせて、本人の中での租借を待つ。
この方が彼に合っているだろうと思います。
結局今回は、話し合いで「1回は頑張る」と落ち着いて、結局はそれ以上実施しています。話し合い時点で「なしにしたい」と言わなかったことに成長を感じます。
大人にできることはステップを低くして、できるだけなだらかにしてあげることくらい。
階段を上るかどうか、上った階段を降りるかどうか、決めるのは本人。
たった5週前。叫ぶようなこの文章は自分で読んでて辛い。
学習について長く書きましたが、試し行動と悪態が減っていてものすごく楽。
怒らなくていいって本当に楽だ。
いつもに増してかわいい。
しばらくは平穏が続きますように!
先週の状況