先日NPO法人ネストジャパンで信州大学の 本田秀夫先生の特別相談をしていただきました。
すごく為になる時間でしたが、色々ショックすぎて😂
その中でも
発達障害を持つ人は
よりお手伝いをしていた子の方が
将来のQOLが高い
とお伺いし、お手伝いさせることに躍起になっている我が家です。
( 本田先生がそうおっしゃったわけではないのですが)
このお話は結局のところ、
やりたいことしかやらない子たちのチャレンジ意欲、経験の差
なのではないかと思います。
反抗的な発達障害児のアオ、強制してお手伝いさせることはできません。絶対にできません。
タイミングを見ていい時に、逃さず体験させてジワジワとやることが普通という状態にもって行かねばなりません。
大人の胆力が必要です…つまり大体私の胆力…
結構な課題
昨日昼ごはんを作ろうかとしていたら退屈してまとわりついてきたアオ。
すかさず、
一緒につくる?
というとなんだか嬉しそう。
よし、いける!
作ろう(というほどでもないが)としてたのも、レトルトを使ったカニのトマトクリームパスタ。失敗しない好物の一品!
いつやるの?今でしょ!? ※自分を奮い立たせています。
①パスタをはかる
150g計って〜といったものの多すぎて減らしました。
2倍くらいに増えるから~
俺あんま今お腹空いてない
と自発的に減らしました。
目測を体験!
電子はかりの使い方を体験!
②火にかけた鍋に塩を入れる
大さじふわっと、塩入れてください。
ドサッ
…ごめん。説明が悪かったです。
塩は鍋に入れて欲しかったのですが特に問題ないので、
このままパスタごと鍋にそうろといれてください。
へへへ
っと笑うアオ。失敗ダメージ軽度!よし、まだいける。
失敗からの回復を体験!
③タイマーを10分セットする
タイマーの使い方を体験!
④冷凍ソースをレンジで温める
レンジに不安がありありだったので、見せるだけで私がやりました。
まだ自分でやっちゃダメよと。
電子レンジの操作方法と危険性を知覚!
温めて絡めるだけのソースですが、ぬるめにして、鍋で絡めながら温めることにします。
タイマーがなるまでと本を読み始めるアオ。
この隙にこそっと、入れすぎた塩を薄めるためのお湯の入れ替え。
⑤ソースとパスタを絡める
パスタソースをハサミで切って〜
はい、できたよ!
※多少不器用ですが、普通級の得意じゃない組と同レベルの工作はできます。
ここで読みかけてた本が気になってしまったらしく脱走しました。
まぜてよー、つくるの終わりですか?
うん!
いいお返事でした。
色々学べたと思うので良しとします。
もはや態度が悪くなければ合格!
出来上がり。
美味しいね
と可愛らしく食べました!
あー気を遣うー
しかし書き起こしてみると、結構いろいろ新しくできたのでよかったと思います。
今回気をつけたこと
- あえてお手伝い、という言葉を使わない
- 工程が少なく絶対失敗しないメニューにする
- 失敗を責めず、リカバリを教える
- やってることを手伝いすぎない
- 完遂を望まない、脱走を許容する
「あえてお手伝い、という言葉を使わない」はいいようなきがしました。
タスクにしたとたんにやる気なくなる子供です…
次回の改善点
- そもそも次回を作るために「一緒に○○しよう」を増やす
- もうちょっとできそうだったので、鍋の準備なども教えていきたい
次があるといいな!
お読みいただいてありがとうございます。