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再登校:登校についての話し合い

慣らし登校2週目、2日目の本日、急に昼登校に成功しました!!!

母子登校の滞在15分とはいえ、本人の中で何かが切り替わったのを感じます。

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本日の作品ボウガン花火

 

昨日、登校について話し合いました。

アオもだいぶ不機嫌になりましたし、私も泣きました。

けれど精神発達の一部はすすんでいる彼には、ちゃんと話して、話させて進めていかなければいけないのだなと感じました。

※一部は遅れてます…この加減も難しい

 

再登校に向けてのセットアップ

月曜日、予想通りのグダグダから始まりました。

明らかにダルそうで、いつまでもゴロゴロしている。着替えも何も手がつかない。

放課後登校もしない、最低限のノルマであるICT教育もしたくない。

本人の口から出るのは

ただごろごろしてたい。何もしたくない。

という言葉のみ。

 

たまには休むのもいいよ。

だから今日はごろごろしててもいいよ。

でもそれは明日また頑張れるように休むってことだよ。

 

と伝えました。

 

加減の難しいところではありますが、2学期に入ってから、「ただ好きにさせる、見守る」という夏休みから、少し強制を入れています。

 

前の学校でうまくいかなかったのは、ママとパパが君に適切な環境を用意しそこなったから。ママとパパの失敗だと思ってる。

今度の学校は、先生が近くにいて、君に合わせて助けてくれる。

ママもお仕事辞めるから、いつでも家にいます。

しんどかったらいつでも帰ってきていい。

君も頑張って、ゆっくりと行くことが普通だったことを思い出してほしい。

 

歩くのが嫌、人がいっぱいいるのが嫌、いろいろやらされるのが嫌、

アオもいろいろなことを言いました。

 

保育園の時にはできてたこと、たくさんある。今はだめになっちゃったことはどうして?

学校に行ったからだよ。学校に、行かなければよかった。

 

頭をガーンと殴られたような気持ちでした。

 

もともと活発で誰とでも友達になり、常にいろんなことを楽しんで手を出していました。失敗したり難しかったらやめるけれど、またそのうち手を出して…好きなことに限りとはいえ、チャレンジ精神は旺盛だったと思います。

今は、半分引きこもり、何もかもに恐怖と不安を感じているその原因は「学校に行ったから」

たった6歳なのに、どうしてこんな喪失を味わわせてしまったんでしょう。

親の至らなさに涙が溢れました。

 

しかし言語化出来たことは重要です。

彼が今の自分から脱却したいと深層で感じていることをはっきりと感じました。

そして放課後登校ができたときの彼のすっきりした顔は、一歩前に進んだ達成感の現れだったのだと確信できました。

 

後悔と喜びの入り混じる心の中で、唱えます。

あせらない、あせらない

 

 

少し迷いがありましたが、今までは黙っていた、前の学校への文句を話しました。

喪失を他責にし、これからの環境が違うということを知らせるためです。

 

誰でもできることもできないこともあるのがあたりまえ。それが君の場合は30人クラスの中で大きく作用してしまう特性だった。

ただそれだけのことなのに、何も理解を示さず、からかわれたりしてもさも仕方ないかのように助けてくれない前の学校がおかしい。

今の学校の先生とはよく話して、君を、助けてくれると思いました。

ママはもう二度と、君を信頼できない人に任せない。

 

転籍しても先生が理解を示さないなら、行かないでいいと思ってました。行動が伴わなくても、理解を示してくれれば、前の学校にもこんなに怒りはなかったでしょう。

 

話がそれますが、私は定型の子についても、小学校1年生だけでも、20人上限クラスにしたらいいのにと思います。そしたら大分、子供たちの不安感も減るんじゃないの?

5月にはアオの付き添いで何度も学校に行きました。だんだん疲れていく子供達を見てきました。

園児の時は「困ったら先生に」、なのに、小学校に入ったら先生が大人が遠すぎる。まだ子供なのに、あんな怖い空間に寄る辺もなくほっぽり出されてしまう。1人で30人見なければいけないからと、子供たちを駒のように動かす学校の体制は教育なのでしょうか。

 

話を戻します。

 

学校行けばいいんでしょ!

と不機嫌に言い放ち、しばらくもくもくとマインクラフト活動をしていたアオですが、結局はこの後放課後登校をしました。

先週と違って、声をかけると不満顔ながら「行く!」とはっきりと言いました。

 

行ったら行ったで不満げでふてぶてしい態度をとったり、机の上でごめん猫になったりしていますが、他害行動、危険行動でない限り先生はゆっくりと待ってくれています。

 

不登校の間に幼児退行もあり、強いストレス状態も手伝って、今のソーシャルスキルは卒園時点よりだいぶ低い状態です。

まずは気持ちを立て直すこと。

 

彼の支えになれるように明日も頑張ります!

 

<参考:ごめん猫>

matome.naver.jp